お元気ですか。新座志木教会の弓矢健児です。
旧約聖書の創世記2章7節を見ると、「主なる神は、土の塵で人を形づくり、その鼻に命の息を吹き入れられた。人はこうして生きる者となった。」とあります。つまり、聖書は、人間は物資的な存在であると同時に、命の息、すなわち心を持つ存在であるということを教えています。
しかし、わたしたちは健康食品やダイエットブームに見られるように、体を守ることには熱心ですが、心を守るためにどれだけ努力をしているでしょうか。案外、心の健康がおろそかになっているのではないでしょうか。
心の健康のためには読書が大切だと言われます。古典をはじめ、良い本をたくさん読むことによって心は豊かになり成長します。しかし、心の健康のためにどうしても欠かすことのできない本が1冊あります。それが聖書です。
使徒パウロはテモテへの手紙二の3章15節、16節で聖書のことを次ぎのように紹介しています。
「この書物は、キリスト・イエスへの信仰を通して救いに導く知恵を、あなたに与えることができます。聖書はすべて神の霊の導きの下に書かれ、人を教え、戒め、誤まりを正し、義に導く訓練をするうえに有益です」
神の言葉である聖書は、あなたの心を守り、正しく成長させます。ぜひ、あなたも毎日聖書を読んで、心を守ってください。