お元気ですか。新座志木教会の弓矢健児です。
誰でも小さい時に、一度は迷子になった経験があるのではないでしょうか。わたしも幼稚園の時、母と一緒にデパートに行ったのですが、おもちゃ売り場で迷子になってしまいました。最初はおもちゃに夢中で、自分が迷子になっていることさえ気がつきませんでした。しかし、その内、母の姿が見えないことに気づき、泣きそうな顔で母を探しました。
幸い、その後しばらくして母に見つけられ、事無きを得たのですが、その間、本当に不安でした。けれども、後から分かったのですが、その時母は、実はわたし以上に子供のことを心配して、わたしを探していたのです。
聖書は、わたしたちの天の父なる神様も、そのようなお方であると教えています。
創世記3章9節にあるように、神様は、神様に罪を犯し、神様の目を避けて隠れていたアダムとエバに対して、それでも「どこにいるのか」と呼びかけ、二人をお探しになったのです。
神様は、アダムの時から今日に至るまで、罪を犯して神様を見失ってしまったわたしたちを探しておられます。神様に逆らって逃げ出してしまったわたしたちを、それでも愛し「帰っておいで」と呼びかけておられます。そのために神様は救い主イエス・キリストをお遣わしくださいました。
今日こそ、神様の懐に飛び込んで行きましょう。