お元気ですか。横浜中央教会の立石章三です。
今週は洗礼を受ける時の誓約(誓いの言葉)について学んでいます。全部で6か条ありますが、4番目は「あなたは今、聖霊の恵みに謙虚に信頼し、キリストのしもべとしてふさわしく生きることを、決心し約束しますか。」という問いです。
今日はキリスト教の教えの中で有名な、父・子・聖霊の三位一体という教えに基づく「聖霊」についてです。神様は永遠から永遠におられる方ですが、天地万物を造りこれを歴史の中に出現させられました。そして見えない神様によって私たちの救いを実現しておられます。これは聖書に教えられていることで、これが神様が私たちを救われる方法なのです。
昔、神様は、直接人間に語りかけたり、神のしもべである預言者によって語りかけたり、御子キリストを送って来られ、ご自分の御心を示されました。そしてそれらの出来事と教えは、永遠に変わることなく残るようにと、聖書という書物に編集されました。
神の教えである聖書が完成し閉じられた後は、神様はこの聖書という伝達手段によって、ご自分を現わしておられるのです。ですから私たちが聖書を読む時、また聖書の御言葉が説教される時、聖霊なる神様は私たちの心の内に住み、御言葉を理解し、御言葉を悟り御言葉を実行するようにと、私たちの心に働きかけておられます。
また聖霊なる神様は教会の中にも住んでおられ、神の民を導いておられます。私たちはこの聖霊に信頼し、キリストのしもべとしてふさわしく生きることを、決心し約束するのです。