お元気ですか。横浜中央教会の立石章三です。
今週はキリスト教の洗礼を受ける時の誓約(誓いの言葉)について学んでいます。全部で6か条ありますが、3番目は「あなたは、主イエス・キリストを神の子、また罪人の救い主と信じ、救いのために、福音において提供されているキリストのみを受け入れ、彼にのみ依り頼みますか」という質問です。
罪のために、人間と神様との正しい関係が破壊されてしまいました。人間はもう正しく神様を礼拝することができなくなってしまったのです。これを修復するにはどうしたら良いでしょうか。私がいくら神様に謝っても、すでに罪がある私は神様の前に立つことすらできません。神様の前に立つことができる、全く罪のない誰かが、全人類を代表して神様に罪を償い、神様がこれを赦すと言われるのでなければ、正しい関係には戻れません。
聖書を通して私たちに語りかけて来られる神様は、私たちがどのように神を礼拝したら良いのか、ちゃんと教えておられます。この方法で神を礼拝するのでなければ、神は私たちと関係を持ってくださらないという、神の側でお決めになった方法があるのです。それが「神の子イエス・キリストに・・・依り頼む」という方法です。
人間すべてを代表することのできる人間は、人間の中からは出てこれません。だから神様は私たちを憐れんで、神様の独り子イエス・キリストを、人類の代表として、人間の世界に送り込んでくださったのです。
聖書はこう教えています。「私たちが神を愛したのではなく、神が私たちを愛して、私たちの罪を償ういけにえとして、御子をお遣わしになりました。ここに愛があります。」