お元気にお過ごしですか。東洋宣教教会の小堀昇です。今日もご一緒に神様を見上げて歩んでまいりましょう。
イエスは答えられた。
「わたしのために命を捨てると言うのか。はっきり言っておく。鶏が鳴くまでに、あなたは三度わたしのことを知らないと言うだろう」(マタイ26:34)。シモンペトロは、いつも12人のイエスの弟子達の内No1でした。イエスへのその愛、伝道の熱心さ、忠誠心、リーダーシップに於いて際立っておりました。しかし、そんな彼がいざと言うときにイエスを三回も知らないと言ってしまうのです。
私達が、誘惑と躓きの罠に陥っていくときには、三つのステップがあります。
第一に、自分自身に対する過信があります。私は大丈夫。そう思うときこそ、本当は危ないときであります。「だから、立っていると思う者は、倒れないように気をつけるがよい」(Iコリント10:12)。と聖書は言っています。
第二に、祈らないと言うことです。自己過信しているときは、必ずと言っていいほど、祈りが欠けています。
そして第三に、イエスから遠く離れて歩んでいたと言うことです(マタイ26:58)。イエスにしっかりと手を握って頂いているときに人は誘惑に負けることは決してありません。しかし、何かの理由で、こっそりと、着かず離れずの距離でイエスに着いて行こうとするときに、人は罪の誘惑に負けてしまうのであります。
しかし、こんなペトロのためにイエスは祈り、守って下さいました。「しかし、わたしはあなたのために、信仰が無くならないように祈った。だから、あなたは立ち直ったら、兄弟たちを力づけてやりなさい」(ルカ22:32)。
この守りは、あなたにもあります。イエスに守られて、誘惑に勝利する人生を歩んでまいりましょう。
それではまた御機嫌よう