ご機嫌いかがですか。高島平キリスト教会の豊川修司です。
もし誰かに、「あなたにとって、一番大切なものは、何ですか?」と聞かれたら、何と答えるしょうか。「それは自分自身です」、「家族です」、「それは仕事です」、「健康です」、などと答えるでしょう。これらの答えは大変重要です。それは、一生を平和に過ごしたいと願うからでしょう。
しかし、一番大切なものは、それだけでしょうか。
聖書に登場するパウロという人物は、イエスさまを信じる者を、迫害していました。ある日、突然、心の眼が開かれ、イエスさまを信じるように、変えられたのです。
そこで、パウロは、新約聖書のフィリピ信徒の手紙3章7節で、こう語ります。
「わたしの主イエス・キリストを、知ることのあまりの素晴らしさに,今では他の一切を損失とみています。それを塵やゴミとみています。」
極端な言い方かもしれませんが、イエスさまを知ってからは、今まで一番大切だと思っていたことを、塵やゴミと思えるほどになったということです。それほど聖書が教えるイエスさまの教えは、わたしたちが持っている価値観より、遥かに大切な価値を教えてくれるのです。
イエスさまを知れば、あなたが今,大切だと思っていることは、二番目に大切であることに気付くはずです。