ご機嫌いかがですか。東川口教会の櫻井です。
あなたは聖書を毎日どんなふうに読んでおられるのでしょうか。今から2000年以上前に起こった出来事を伝える、歴史書の一つとして読んでおられるのでしょうか。それとも自分の人生に役に立つ何かの教えを見つけ出そうとして聖書を読んでおられるのでしょうか。
わたしは今日、皆さんにもう一つの特別な聖書の読み方をお勧めしたいのです。それは聖書を読んで、そこに書かれていることを自分も同じように体験するという読み方です。たとえばイエス様がペトロやヨハネと言う人物に「私について来なさい」と招かれた聖書の箇所を読むときは、「私も今、イエス様について来なさいと招かれている。私もこのイエス様に従って行こう」と読んでほしいのです。
ではどうして私たちは聖書に書かれている出来事を今も同じように体験することができるのでしょうか。それは聖書の主人公であるイエス様が今も同じように生きて働いておられる方だからです。
ですから、今から2000年も前に弟子たちに働かれたイエス様の力を私たちも聖書を読むときに同じように体験することができるのです。聖書は私たちに単なる昔の出来事を伝えるために書かれた書物ではありません。今も働くイエス様の力を私たちに体験させるために書かれた書物なのです。
聖書の言葉
「イエスは、『わたしについて来なさい。人間をとる漁師にしよう』と言われた。」マルコによる福音書1章17節