ごきげんいかがですか。綱島教会の川杉安美です。
他の宗教でもそうでしょうが、キリスト教でもお祈りをします。そのお祈りのとき、最初に神様に呼び掛けますが、同じキリスト教でも人によって色々な呼びかけ方をします。たとえば「天の父なる神様」とか、「全知全能なる神様」とか、あるいはただ「神よ」という人もいます。そういう中で、「天のお父様」と呼びかける人もいます。「お父様」という呼びかけ、こういう呼びかけは、もしかしたら他の宗教ではあんまりないかもしれません。実は、イエス様ご自身も、お祈りのときには、「父よ」と呼びかけられたのです。しかもその時の「父よ」というのは、まるで幼な子が「おとうちゃん」と呼ぶような、信頼と愛情を持った言い方だったのです。聖書の神様を信じていく時に、神様は、そのように信じる者の父親になってくださるというのです。ですから、イエス様ご自身も教えられました。
「あなたがたは悪い者でありながらも、自分の子供には良い物を与えることを知っている。まして、あなたがたの天の父は、求める者に良い物をくださるに違いない。」。
欠けや弱さや失敗もある、そういう人間の父親であっても、自分の子供に良い物を与えるというのだから、まして神様である天のお父様は、良い物をくださる、というのです。
イエス・キリストを信じて、天にいらっしゃる神様に、最高の父親になっていただきませんか。聖書に書いてあります。イエス・キリストを信じる者は、神の子供となる資格を与えると。