ごきげんいかがですか。綱島教会の川杉安美です。
お花見の季節を迎えていますね。日本では、四季の移り変わりを豊かに味わうことができるので、とてもすてきだと思います。そういう自然の美しさを見ると、神様は本当に最高の芸術家だなあと思わされます。どんな立派な絵描きさんも、神様にはかなわないでしょう。そういう神様はまた、人生の芸術家でもあるのではないでしょうか。ある本にこんなことが書いてありました。
「ある時、美しい、値段の高いハンカチにインクがこぼれてしまいしまた。それを見た画家は、このしみを最善に生かそうと思ったのです。そこでハンカチに絵を描いて、インクの汚れを風景の一部にしました。」。
これは、人生の芸術家である神様のことをたとえたものです。つまり、私たちは人生の中で色々な失敗をしてしまいます。ちょうどハンカチについたインクのしみのように。そうして、もうそれは取り返しがつかないことのように思ってしまいます。人生において、消されることのない汚点としていつまでも残ってしまいます。ところが、何と神様は、それさえも上手に使って、それさえも利用して、私たちの人生を美しいものへと変えてしまうのです。神様は、そういう最高の芸術家なのです。神様に、何もかもお委ねしてみようではありませんか。聖書にはこう書いてあります。
「神を愛する者たち、つまり、御計画に従って召された者たちには、万事が益となるように共に働くということを、わたしたちは知っています。」
そう、神様を信じるなら、万事が益と変えられるのです。