今日もお元気にお過ごしですか。三郷教会の持田浩次です。
ギリシアにあるコリントの教会は、パウロの伝道によって生まれた教会でした。けれども、その教会の中にいろいろなトラブルや問題が起こってパウロはコリント教会に手紙を書きました。「信仰と、希望と、愛、この三つは、いつまでも残る。その中で最も大いなるものは、愛である。」信仰も、希望も、大切なもの、すばらしいものです。それでもなお、それらよりも愛が最も大いなるものだと教えています。なぜなら、信仰も希望も、それをもつ自分にプラスになるものですが、愛は、自分ではなく神様や人のプラスになるものだからです。神様に愛されると、私たちに信仰が芽生えてきます。信仰がはっきりしてくると、希望がわいてくるのです。神様の愛こそ私たちの信仰と希望を生み出す土台です。
ヨハネもこう言っています。「愛する者たち、互いに愛し合いましょう。愛は神から出るもので、愛する者は皆、神から生まれ、神を知っているからです。愛することのない者は神を知りません。神は愛だからです。神は、独り子を世にお遣わしになりました。その方によって、わたしたちが生きるようになるためです。ここに、神の愛がわたしたちの内に示されました。」
神様がイエス様によって愛してくださっている愛こそ、人間関係のすべての土台です。すべての問題の解決の糸口も、神様からの愛にあります。
今日の聖書の言葉。
「信仰と、希望と、愛、この三つは、いつまでも残る。その中で最も大いなるものは、愛である。」 コリント第一 13章13節