今日もお元気にお過ごしですか。持田浩次です。
怒ることがあっても、小さなことであれば、たいてい時間が経つと怒りも消えてしまいます。けれども、大きな怒りは、なかなか自分でも消すことがむずかしいようです。関係のない人に、八つ当たりをしてしまったり、気がつかないうちに、自分の心にも体にも負担をかけてしまうことがあります。
神様は、人間に怒りという感情を与えてくださいましたから、怒ることそのものが悪いことではありません。悪いことに対して、正義感から怒りを持つことは、正しいことだと思います。そういう正しい怒りがあります。けれども多くの場合は、正しくない怒りで苦しむことが多いと思います。
旧約聖書の箴言16章32節には、こう書かれています。「怒りをおそくする者は勇士にまさり、自分の心を治める者は城を攻め取る者にまさる。」このように、怒りをおそくするのも怒りに勝つ方法の一つだと思います。
イエス様は、自分を苦しめる人たちを愛して、不当な苦しみを受けてもなお、怒ることがなかったとペトロが書いています。
「不当な苦しみを受けることになっても、神がそうお望みだとわきまえて苦痛を耐えるなら、それは御心に適うことなのです。というのは、キリストもあなたがたのために苦しみを受け、その足跡に続くようにと、模範を残されたからです。」
イエス様に習って怒りを克服致しましょう。
今日の聖書の言葉。
「怒ることがあっても、罪を犯してはなりません。日が暮れるまで怒ったままでいてはいけません。」エフェソ3章26節