おはようございます。ラジオ牧師の山下正雄です。
今朝は旧約聖書詩編の第92編の言葉です。
「いかに楽しいことでしょう 主に感謝をささげることは」
一度しかない人生、誰でも楽しく生きたいと願うのは当然です。しかし、何を楽しみとして生きるかは、とても大切な問題です。
この詩編の作者は、聖書の神に感謝を捧げることは、この上なく楽しいことだと言っています。神に感謝を捧げるとは、神の恵みを数え上げることです。神の恵みを数え上げるには、神の恵みに気づくことです。逆に感謝の反対は、恵みを恵みとしてみることができず、不平や不満を言うことです。この詩編の作者は言います。
「主よ、御業はいかに大きく 御計らいはいかに深いことでしょう。愚かな者はそれを知ることなく 無知な者はそれを悟ろうとしません」
神の計らいの大きさ、深さを悟ろうともしないで、不平ばかり並べる人生はなんとつまらないことでしょうか。日々の暮らしの中で、小さなことの中にも、マイナスと思えることの中にも、神の特別な計らいを感じ、恵みを見出すことが出来る人、その人こそ人生を楽しむことが出来る人です。あなたもきょうからぜひ、心の目を見開いて、神の恵みを数えて見てください。
それではきょうもあなたの上に主の平安が豊かにありますように。