あさのことば 2005年12月5日(月)放送     あさのことば宛のメールはこちらのフォームから送信ください

足立正範(日本キリスト改革派教会牧師)

足立正範(日本キリスト改革派教会牧師)

メッセージ: 「最初のクリスマスメッセージ」

 ご機嫌いかがですか。日本キリスト改革派教会の牧師、足立です。
 今週は、アドベントの第2週ですね。アドベントは、私たちの心をクリスマスに備える期間です。聖書の御言葉に耳を傾け、クリスマスに私たちの希望を見出しましょう。

 旧約聖書の創世記3章15節の御言葉をお読みしましょう。
「お前と女、お前の子孫と女の子孫の間にわたしは敵意を置く。彼はお前の頭を砕き、お前は彼のかかとを砕く。」

 創世記3章は、人類が堕落したことが物語られています。へび、すなわち、サタンがアダムとエバを誘惑して、人類は神の戒めを破り、堕落しました。
 その時に神は、へびを呪われました。その御言葉の中に、闇の世界に陥った人類に、神が希望のメッセージを告げられていました。それが、創世記3章15節の御言葉です。最初のクリスマスメッセージです。
 神は、女、すなわち、エバから生まれる子孫から救い主キリストをお与えくださいます。そして、キリストは十字架に死ぬことによってこの世におけるサタンの支配を打ち砕かれます。そして、私たち人類を、罪と死から救ってくださいます。
 だから、私たちは、クリスマスをお祝いしましょう。キリストの誕生を心からお祝いしましょう。私たちは、今もこの世界においてキリストの救いを希望して生きることがゆるされているのですから。

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