皆さんお元気にお過ごしですか。東洋宣教教会の小堀昇です。今日もご一緒に神様を見上げて歩んでまいりましょう。
聖書の中に、イエスが深い関心を払われた人がいました。彼の名は、ザアカイ、彼は徴税人でした。同胞のユダヤ人から税金を巻き上げて、ローマ政府に貢ぎ、その差額を着服している売国奴でありました。彼は金持ちになることで、人々の関心を引こうとしました。しかし、ますます人々から除け者にされていきました。彼の町にイエスが来られました。彼は背が低かったので、イチジク桑の木に登って、イエスが来るのを見ようとしました。そんな彼にイエスの方から目を留めて言われました。
「ザアカイ、急いで降りて来なさい。今日は、ぜひあなたの家に泊まりたい」(ルカ19:5)。
彼はビックリしました。自分にこんなに深い関心を払ってくださるお方がいる。イエスのこの一言で彼の人生は変りました。
彼は言いました。「主よ、わたしは財産の半分を貧しい人々に施します。また、だれかから何かだまし取っていたら、それを四倍にして返します」(ルカ19:8)。
彼は、不正をして得た財産を人々に返そうという気持ちになりました。何故でしょうか。彼は愛されたからなのです。心からの愛を受けたからなのです。愛されるときに初めて人は、本当の意味で他の人を愛することができるようになるのです。
もしあなたが、私は一人ぼっちだと思われているのなら、あなたを愛して下さるお方がいることを知って下さい。あなたの身代わりに十字架に掛かって、神から罪の裁きを受けられ、死から三日目に甦り、信じるあなたに永遠の命を与えて下さるお方がいるのです。このお方こそ、イエス・キリストです。この愛にふれるとき、あなたの人生は必ず変ります。