ご機嫌いかがですか。東川口教会の櫻井です。
最近、映りの悪くなったテレビをたたいている人の姿を見かけなくなりました。私の子どものころはテレビの映りが悪くなるとすぐに、テレビをポンポンとたたいたものです。そうすると不思議にテレビの調子が直るのです。でも、どんなにたたいて見ても、そのテレビにアンテナが繋がっていなかったとしたら、きっとそのテレビはきれいな映像を映すことはできません。
聖書が語る罪人という言葉の意味はこのアンテナの繋がっていないテレビによく似ています。罪は神様と人間との関係を断絶させてしまうからです。まるでアンテナの繋がっていないテレビが意味のない画像を写し、雑音しか流さないように、罪人には神様の恵みが届きません。ですからその心には混乱だけが映し出されるのです。
イエス様は医者が病人を治すように、罪人を癒し、その罪を解決するためにこの地上に来られた救い主であるとご自分を紹介されています。ですから、私たちもイエス様を信じるなら神様とのアンテナが繋がって、私たちの心に神様の恵みが豊かに映し出されるのです。イエス様を信じるなら、誰でも神様とのこの関係を回復することができるのです。
聖書の言葉
「医者を必要とするのは、丈夫な人ではなく病人である。…わたしが来たのは、正しい人を招くためではなく、罪人を招くためである。」マタイによる福音書9章12、13節