ごきげんいかがですか。綱島教会の川杉安美です。
イエス様は、紀元30年ごろ、ローマ帝国占領下のエルサレムで十字架にかけられ処刑された、これはもう歴史の事実として、認められていることでしょう。しかし、その三日後、死から復活されたという話になると、とたんに馬鹿げているとか、キリスト教の作り話だとか、そういうことになってしまいます。無理もありません。最初は、イエス様の一番側近の弟子たちでさえ、信じなかったのですから。けれども、イエス様が死んで、それで終わりということだったら、イエス様もせいぜい宗教的な偉人だったという程度で、終わってしまいます。それなら何も命をかけてまで、その教えを守るという風にならなくてもいいでしょう。
しかし、聖書の証言によれば、確かにイエス様は死に勝利し、復活されました。そのようにして、死にさえ勝利したので、このイエス様に私たちの生き死にのすべてを委ねることが出来るのではないでしょうか。人間にとって最も大きな問題と言ってもいい死のこと、それを解決できるお方だからこそ、いっさいを委ねることができるのではないでしょうか。死に勝利することのできたお方だからこそ、本当に私たちを助ける実力をお持ちなのではないでしょうか。聖書ははっきり言います。「キリストが復活しなかったのなら、私たちの宣教は無駄であるし、あなたがたの信仰も無駄です。」と。そして、「しかし、実際、キリストは死者の中から復活し、眠りについた人たちの初穂となられました。」。復活したイエス様は、今は天にいて、私たちを助けようとしておられるのです。