ごきげんいかがですか。綱島教会の川杉安美です。
イエス様が悪魔から誘惑を受けるという記事が、聖書の中に記されています。
悪魔がイエス様に、神殿の屋根から飛び降りてみろ、と誘いかけるのです。悪魔は言います。聖書に、「神はあなたのために天使たちに命じて、あなたをしっかり守らせる」と書いてあるではないか、だから大丈夫だろうと。驚くなかれ、悪魔も聖書を使うのです。聖書を使って、それを悪用して、イエス様を誘惑したのでした。それに対してイエス様は、神様を試すようなことはしてはならないと、聖書に書いてあると言って、その誘惑を退けたのでした。正しい聖書の理解をもって、悪魔の誘惑を退けたわけです。聖書も、読み方や用い方を間違えると、本当に教えようとしていること、本当に聖書が伝えようとしていること、それが分からなくなってしまいます。あるいは、かえって間違ったことになってしまうということが起こります。本当は、聖書はすばらしい恵みを私たちにもたらすはずのものなのに、そうでなくなってしまうのです。大変残念なことです。聖書は本当にすばらしい書物なのに。
ラジオを通し、あるいは正当的なキリスト教会を通し、あるいはよい書物や導き手を通し、聖書の正しい教え、メッセージを知ってほしいと思います。聖書自身も言っています。ペトロの手紙二の1章20節「聖書の預言は何一つ、自分勝手に解釈すべきではないということです。なぜなら、預言は、決して人間の意志に基づいて語られたのではなく、人々が聖霊に導かれて神からの言葉を語ったものだからです。」