ご機嫌いかがですか。高島平キリスト教会の豊川修司です。
人は、おうおうにして見た目で人を判断してしまうことがあります。しかも人を見る目は、人それぞれ異なっています。
今からおおよそ3000年前、旧約聖書の中にサムエルという人が登場します。サムエルはイスラエルの国の王様を選ぶとき、人物のかっこよさやたくましさなど、上辺で王様の候補者を選んだのです。ところが神様はサムエルに「背が高いなど上辺に目を向けるな。わたしは人間が見るようには見ない。人は目に映る上辺を見るが、わたしは心を見る」と述べたのです。
神様が王様を選ぶ基準は上辺でみた人のかっこよさではなく、候補者の心を見て選んだのです。神様は、小柄でしかも働かなければ生活できないダビデという少年に目を向けました。人の目からみれば、ダビデを王様にしたのでは不安がつきまといます。でも神様の目は違います。神様が目をつけたところは、ダビデが神様を信じて、従順に従っている心を見られたからです。こうしてダビデはイスラエルの偉大な王様に選ばれたのです。今の時代も、神様はわたしたちの心を見ています。神さまを信じ従がって歩むとき、あなたは神様から期待以上の祝福を受けることでしょう。