お元気ですか、千城台教会の高瀬一夫です。
今週は神様が私たちにくださる祝福について学びましょう。
旧約聖書 エレミヤ書 31章33節
「しかし、来るべき日に、わたしがイスラエルの家と結ぶ契約はこれである、と主は言われる。すなわち、わたしの律法を彼らの胸の中に授け、彼らの心にそれを記す。わたしは彼らの神となり、彼らはわたしの民となる。」
エレミヤ書31章は新しい契約について書かれています。神様はご自身が選ばれたイスラエルの民に私の律法を守るなら恵みと祝福を豊かに与えると契約されました。しかし神の民はその約束を守ることができず、異教の神に心をうつし、権力ある他国の王に頼るなど、神を信じない、罪多い生活をしていました。そこで、神はイスラエルの民に私はもうあなた方の罪を責めない。許す。そして新しい契約を結ぼうといってくださいました。それが31章です。その中心のことばが33節です。
神様は人の心の中に神様の律法を刻んでくださり、教えられたり、強制されたりしなくても、従順に神に従う民としてくださるというのです。
これは長く人生を生きてきた者にはありがたいことばです。神の御心を知り、従いたいと思いながらなかなか従えないでいる自分を発見するとき、裁かれ、地獄に叩き落されても仕方がないと思います。しかしこのことばは、私に許しの宣言をしてくれます。私は貴方の神、罪を許す。もう裁かない、あなたを愛するとの宣言です。ただただ感謝です。