あさのことば 2005年7月22日(金)放送     あさのことば宛のメールはこちらのフォームから送信ください

持田浩次(三郷教会牧師)

持田浩次(三郷教会牧師)

メッセージ: 「愛は高ぶらない」


 今日もお元気にお過ごしですか。三郷教会の持田浩次です。

 昔の人が、人にはおもな罪が七つあると考えました。その人は、おもな罪の一番最初に、ごう慢、高ぶりの心を取り上げました。

 聖書を見ると、最初の人・アダムとエバも、神様のようになろうとした高ぶりが、最初の罪とかかわっていました。その後も、バベルの塔を建てようとしたり、人の罪には、いつも高ぶりがひそんでいます。

 パウロは、コリント教会に宛てた手紙の中で「愛は自慢せず、高ぶらない」と書きました。コリント教会の中に、知恵や知識を誇る人や、神様への奉仕のことで自分を誇ったり、神様からいただいた賜物でさえも誇ることがあったのです。

 私たちは、どのようにしたら高ぶりという罪を犯さないようにすることができるのでしょう。

 イエス様は、高ぶることのないお方でした。ダビデ王家の子孫でしたが、馬小屋で生まれました。ザアカイを木の下から見上げて、名前で呼ばれました。自ら手ぬぐいをとって、弟子たちの足を洗われました。何よりも、私たちの罪をつぐなうために、身代わりとして十字架にかかって死んでくださいました。イエス様は、ののしられてもののしり返さず、苦しめられても人を脅さず、正しくお裁きになる方にお任せになりました。 そして、十字架にかかって、自らその身にわたしたちの罪を担ってくださいました。

今日の聖書の言葉。
「愛は忍耐強い。愛は情け深い。ねたまない。愛は自慢せず、高ぶらない。」コリントの信徒への手紙第一 13章4節

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