今日もお元気にお過ごしですか。三郷教会の持田浩次です。
信仰という言葉は、聖書でパウロがよく使う言葉です。信仰には、神様についての知識と、神様を信頼する、二つの面があります。信仰は、イエス様が私たちに与えてくださるうつわのようなもので、このうつわによってたくさんの恵みを神様からいただくことができます。茶碗とご飯に例えると、信仰という茶碗が大きければ、神様からの恵みというご飯をたくさんいただくことができるのです。ですから、信仰はとてもすばらしい神様からの贈り物です。
ところがパウロは、コリントの信徒への第一手紙の中で、「たとえ、山を動かすほどの完全な信仰を持っていようとも、愛がなければ、無に等しい」と書いています。自分と神様との関係がどんなに信仰によってつながっていても、自分と人との関係に愛がないなら無に等しいと言うのです。愛にあふれた信仰をどのようにしたら持つことが出来るでしょうか。
イエス・キリストは、愛にあふれた信仰を示してくださいました。だれよりも力強い信仰、完全な信仰を持っておられましたし、だれよりも愛にあふれたお方です。十字架にかかられたほどに愛してくださっているイエス様の愛を受けるとき、愛にあふれた信仰を持つことができるのです。
今日の聖書の言葉。
「たとえ、山を動かすほどの完全な信仰を持っていようとも、愛がなければ、無に等しい。」コリントの信徒への手紙第一13章2節