今日もお元気にお過ごしですか。持田浩次です。
困っているときや悲しんでいるときに、情け深い人に出会うと、心が慰められ、元気になってきますね。聖書のコリントの信徒への手紙第一13章4節には、「愛は情け深い」と書かれています。まさしく、「愛は情け深い」。情け深い人と出会うと、愛を感じます。
この「情け深い」という言葉は、「親切」とも訳すことができる言葉で、情け深い人とは、親切な人ということでもあります。情け深い心、親切な心には、とても積極的な態度があります。何か助けを必要としているときに、進んで助けること。だれかが困難にぶつかっているときに、その人の力になろうとします。
聖書には、情け深い人、親切な人がたくさん書かれています。その中で、最も情け深いお方、親切なお方は、イエス・キリストです。イエス様は、足の不自由な人を歩けるようにし、目の見えない人を見えるようにされました。何よりも、罪と死の苦しみの中にいる私たち人間を救うために、一方的に進んで十字架にかかって罪をつぐなってくださいました。イエス・キリストこそ、あなたのことを最も愛しておられる情け深いお方、最も親切なお方です。
イエス・キリストは一方的に、みずから進んであなたを愛しておられます。
今日の聖書の言葉。
「愛は忍耐強い。愛は情け深い。ねたまない。愛は自慢せず、高ぶらない。」コリントの信徒への手紙第一 13章4節