ごきげんよくお過しでしょうか。岩永愛子です。
Kさんは結婚二十年のベテラン主婦、でも最近結婚生活に倦怠ぎみです。夫が出張なんていうと「ヤッター」と思ってしまいます。神様によって合わされて、ただ一度の人生生きているのに喜びも感動もないなんてつまらないとも思うのですが、どこをどうしてよいのかわかりません。そういえば最近聖書も開いてないなーと、心が聖書へとむきました。その目に「いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。どんな事にも感謝しなさい」とのみ言がとびこんできました。「喜ぶ事も感謝する事もない」と淋しい心で教会を尋ねました。
「本当に感謝することないか探してみようよ」とうながされて喜び探しをはじめたら、子供の元気も夫の働きも太陽も空気も感謝のもとなのだと再発見しました。「よし自分が変わってみよう」と決心して、翌朝出勤する夫の背中に「私あなたの妻で幸せ再発見」と勇気を出して伝えました。夫はふりみきもせず「今頃判ったか」といってしまいました。Kさんは屈辱感で「二度と言わない」と心を決めたのですが、その夜、夫は「君このケーキが好きだったよね」とおみやげ持参でした。子供が生まれて後はじめて妻に買ってきたケーキでした。暖かい空気が流れました。Kさんは「私やっぱり貴方の妻で幸せ」今度は本物の愛の表現でした。変わるべき事を教えられたら勇気をもって変わる者へのイエスさまの祝福でした。Kさんは聖書を思い出してよかったと今も元気です。聖書からははなれないよと今も元気です。