ごきげんいかがですか。江古田教会の風間義信です。
しばらく前にこのような言葉を聞きました。芸人の世界では「あいつは俺よりも下手だなと思う時は、だいたい自分と同じぐらいだ。あいつは俺よりも少し上手いと思う時は、かなり相手は上手い。たいしたもんだと思う時は、格段の差があって、とても追いつけるものではない。」、このような姿勢で稽古するからこそ名人になれるのかもしれません。
とかく私たちは自分を中心にして回りを見たくなるものです。日本で発行されている世界地図は日本が真中で、しかも赤く塗られています。でも欧米の地図ではまさに極東、一番端に位置しています。みんな自分を中心に置きたいのです。
でも、本当に真中におられるお方は、私たちを造り、生かしておられる主なる神様です。ただ、この神様は目には見えない方ですので、私たちにもはっきりとその存在がわかるように、人の姿をとってイエス・キリストとして現われてくださいました。この方の前にあって、私たちが見えると思っているものはほんの一部分です。私がすべてと思っていたところから、いつの間にか傲慢になっていたことを素直に認め、この神様との交わりに生きるようにと私たちは招かれているのです。
「わたしたちは見えるものではなく、見えないものに目を注ぎます。見えるものは過ぎ去りますが、見えないものは永遠に存続するからです。」(1コリント4:18)