おはようございます。お元気ですか。坂戸教会の片岡正雄です。
さて、日本には本当にたくさんの宗教があって、どの宗教を信じたらよいかわからないという方に、一つの大切なヒントをお伝えいたしましょう。
それは、その宗教の神は大別すると二種類しかないと言うことです。人間につくられた神か、それとも人間をつくられた神か、のどちらかです。
聖書の一番始めに、「はじめに神は天と地とを創造された」と書いてあります。そしてさらに読みすすんでゆくと、天地創造の最後に、人間を男と女とにつくられたと記しております。同志社大学の創設者である新島襄という方は、聖書の最初を読んで、初めて天地万物そして人間をつくられた神を知って、クリスチャンになったそうです。
この神によってつくられなかったものは何一つありません。神は創造者であり人間はこの神によってつくられた被造物であるので、神と人間との間には本質的に区別があるのは当たり前でしょう。
もしも、私たちが神によってつくられた物であるとの立場を謙遜になって受け入れるならば、この神さまを信じていこうという目的をもった生き方をすることができるのです。自分たちの好き勝手な生き方をしようとするのではなくて、神さまのお考えを知って、神さまの最も喜ばれることをしたいと願うようになるのです。この真の神さまに向かう時にあなたも本物の生きがいと人生の目的を見い出すようになるでしょう。