皆さん今日は、お元気にお過ごしですか。東洋宣教教会の小堀昇です。今日もご一緒に神様を見上げて歩んでまいりましょう。
アメリカイリノイ州のある牧師が、次のような話を語っています。この牧師が司式をした、花婿がアマチュアのゴルフチャンピオンだったので、メッセージでゴルフボールの例話をしようとしたそうです。その話の中で実際にゴルフボールを手にとって見せるつもりでした。そこで式の前日に、花婿の介添え人の一人に、式の当日にはゴルフボールをもってきて、合図をしたら、渡すようにと、打ち合わせをしておきました。次の日、式が始まる前に、その牧師は、介添え人に、「ゴルフボールの事を覚えていますか」と確認をしました。彼は微笑みながらポケットに手を入れました。次の瞬間彼の顔が凍りつきました。何と彼は、ゴルフボールは持ってきていました。しかし、肝心の結婚指輪を持ってくるのを忘れてしまったそうです。
私達もまた、多くの事を覚えている余り、本当に大切なものを忘れてしまう事があります。
「マルタ、マルタ、あなたは多くのことに思い悩み、心を乱している。 しかし、必要なことはただ一つだけである。マリアは良い方を選んだ。それを取り上げてはならない」(ルカ10:41-42)。とイエスは言われました。
私達もまた本当に大切なものを、キリストがもたらして下さる、罪の赦しと救い、そして、永遠の命という、本当に大切なものをしっかりと握って歩んで行きたいと思います。それではまた、御機嫌よう。