皆さん今日は、私は今週一週間、この番組を担当させて頂く、東京都練馬区にあります東洋宣教教会牧師の小堀昇と申します。どうぞ宜しくお願いします。
昔、ラストエンペラーという映画がありました。皆さんも良く御存知の映画だと思います。一人の子供が中国最後の皇帝として、即位させられます。その子には全ての権力が与えられ、1000人もの僕を従えて、非常に贅沢な生活を送ります。
ある日、その子の弟が来て「もし、悪い事をしたらどうなるの?」と聞きました。すると皇帝になった、その子はこう言いました。「僕が悪い事をすると、誰か別の人が罰を受けるのだよ。」
本来、自分が悪い事をすれば、罰せられるのは自分です。しかし、彼がワザと水差しを割ります。すると、僕の一人が打ち叩かれていたのでした。本当にあべこべな世界です。
しかし、これと全く正反対の事をして下さった方がおられます。王の僕が罪を犯したにも拘わらず、王が僕の代わりに罰を受けて下さったのです。罪を犯した、あなたの代わりに、十字架で神の裁きを受けて下さったお方がいるのです。その名は、イエス・キリストです。「しかし、わたしたちがまだ罪人であったとき、キリストがわたしたちのために死んでくださったことにより、神はわたしたちに対する愛を示されました」(ローマ5:8)。
ここに愛があります。キリストは、あなたの罪の身代わりに、神に十字架で裁かれ、キリストを信じるあなたの罪を赦し、信じるあなたに、永遠の命を与えて下さいました。あなたも、キリストを信じて、永遠の命を御自分のものとなさって下さい。それではまた、御機嫌よう。