お元気ですか。新座志木教会の弓矢健児です。
皆さんは復活ということを信じておられるでしょうか。古代ギリシャでは人間が死んで肉体が滅んでも、その人の魂は永遠に生きると考えられていました。今でも多くの宗教がそのような霊魂の不滅を主張しています。
しかし、聖書が私たちに教えている永遠の命は、決して、そのような霊魂の不滅ということと同じではありません。確かに聖書も人間には肉体だけでなく魂があるということを教えています。しかし、人間は魂と肉体の両方があって初めて人間なのです。
新約聖書ヨハネの福音書6章40節で主イエスは次のように語っておられます。
「わたしの父の御心は、子を見て信じる者が皆永遠の命を得ることであり、わたしがその人を終わりの日に復活させることだからである。」
イエス・キリストを信じて救われる、永遠の命を与えられるということは、単に魂が救われて天国に行くという事ではありません。そうではなくて、救われた魂に新しい体が与えられて、キリストが再び来られる終わりの日に復活するということなのです。それが聖書が約束している救いの完成です。
人間を創造なさったのは神です。だからこそ神はわたしたちに新しい体、復活の体を与えることができるのです。