あさのことば 2004年12月27日(月)放送     あさのことば宛のメールはこちらのフォームから送信ください

弓矢健児(新座志木教会牧師

弓矢健児(新座志木教会牧師)

メッセージ: 「新しい命への希望」


 お元気ですか。新座志木教会の弓矢健児です。

 いよいよ2004年最後の週になりました。皆さんどのような年末をお過ごしでしょうか。多くの方が1年を降り返っていろいろなことを感じておられるのではないでしょうか。「まだまだ先だと思っていたのに、もう年末になってしまった。あれもしておけばよかった、これもしておけばよかった」と、反省している方もおられると思います。

 確かにどんなに先だと思っていても、年末は必ず来ます。しかし、だからと言って、それで全てが終わってしまうというわけではありません。私たちには新しい年が用意されているのです。ですから、いろいろ反省することがあっても、私たちは新しい年に向けて希望を持つことができるのです。

 このことは実は私たちの人生の終末にも当てはまります。誰にでもいつかは死という人生の終末が来ます。しかし、聖書はそれで全てが終わり、全てが無になるのではない、と教えているのです。

 主イエスはヨハネの福音書11章25節で「私を信じる者は死んでも生きる」と約束なさいました。イエスを信じる者にとって死は決して終わりではないのです。むしろ新しい命への入口です。これがキリスト教信仰の与える希望です。この希望をしっかりと持って、わたしたちは与えられた人生を誠実に歩む者でありたいと願います。

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