ごきげんいかがですか。江古田教会の風間義信です。
多くのキリスト教会ではこの前の日曜日にクリスマス礼拝が行われたことでしょう。少し早い感じもしますが、クリスマス25日の直前の日曜日に教会ではクリスマスをお祝いしますので、今年は一番早い19日となったわけです。
「教会でもクリスマスをするのですか」とお尋ねになる方もいらっしゃるようですが、クリスマスは聖書が教えることですから、教会でこそしっかりと守られてきたものです。その聖書はクリスマスのことを「神は、独り子を世にお遣わしになりました。その方によって、わたしたちが生きるようになるためです。」(1ヨハネ4:9)と言っています。
今生きている私たちに、「わたしたちが生きるようになるため」とはどういうことでしょうか。それは私たちが本当の姿を回復して生きるということです。そもそも聖書は、私たちは造り主である神様に似せて造られたと教えています。ところが、私たちの心の内には醜いものや嫌なものが多くあり、人を人とも思わない痛ましい事件も毎日のように起こっています。その根本にあるものを罪といい、これこそ人が神様に背き、様々な歪んだ思いをもたらすものです。
そこで独り子なるイエス・キリストが来られ、人々の罪を解決し、本来の姿を回復するようにとしてくださったのです。これこそ、「わたしたちが生きるようになるため」ということです。今年のクリスマス、この生きることを深く思う時でありたいと願っています。