キャロル・シュラーさんは、高校生のとき、「さあ、これから夏休み」というときに、バイクの事故に遭ってしまったのです。身体障害者となりました。スポーツ好きだったキャロルが片足を失ってしまったのです。
しかし、彼女は、次のような興味深いコメントを残しています。「私は交通事故で片足を失いました。だから、それまでのようにきちんと歩くことができません。しかし、人生で大切なことは、どのように歩いているのかということではなくて、だれと歩いているかとういことではないでしょうか。」
人間の目で見て、否定的にしか見えないことでも、神の視点で見ると肯定的に見えてくるものが沢山あるんですね。キャロルは事故にあって、それまで以上にもっと前向きに生きようとするようになりました。ソフトボールやスキーの選手にもなりました。
それまでは、一人で歩けると思っていましたが、それからは神様と一緒にしか歩けなくなりました。その結果、神様とともに歩むなら、健康だったときよりもっと力強く生きられることを発見したのですね。
私たちはだれと歩んでいるだろうか考えさせられます。世の中の流行の思想と一緒に歩いているのか? 自分の欲望と共に歩いているのか? 怒りや恨みと一緒に歩いているのか? 不安や恐怖と歩いているのか? それとも、神様と共に歩いているのか?
変わらない、確かな生涯の同伴者を知っている人は本当にさいわいです。