いかがおすごしですか。三川栄二です。
わたしたちは、一年間を、春・夏・秋・冬とたどっています。このように巡ってくる季節の中で、あなたはどの季節が好きですか。冬が好きだと言う方がおられると思います。まっさらな雪がしんしんと降り積もる中で、寒さがひときわこたえる季節です。凍てつく寒さの中で、なにもかもが動きを止めてしまっているかに見える季節、しかし実は春に向けて、命の胎動が始まっている季節でもあるのです。
冬は、春を待ち望みながら、つぼみが咲きほころぶのをじっと待つ希望の季節なのです。しかしそこでは、苦しさをじっとこられて耐えなければなりません。しかし神さまは約束してくださいました。
「あなたたちは生まれた時から負われ、胎を出た時から担われてきた。同じように、わたしはあなたたちを老いる日まで、白髪になるまで、背負っていこう。わたしはあなたたちを造った。わたしが担い、背負い、救い出す」。イザヤ46章3節4節です。
これまでの歩みを振り返ると、歯を食いしばって頑張った時がありました。たった一人で精一杯頑張ってきたのです。しかしそこではっと気づかせられる。これまでやって来ることができたのは、実は神さまがわたしと共にいて、支えてくださったからなのだと、そうして頑張ってきた自分を、神さまがおんぶし、だっこしてきてくださったからだと。そのように、あなたを背負ってくださる神さまに身を任せて、今日を始めていきましょう。