いかがおすごしですか。三川栄二です。
わたしたちは、春・夏・秋・冬とたどっています。このように巡ってくる季節の中で、あなたはどの季節が好きですか。春が好きだという方がおられると思います。春は希望に溢れた季節です。冬の間じっと耐えていた草花が、つぼみをほころばせて、いっせいに咲き始める、命の躍動を覚える季節です。新しい生活に、期待と不安をふくらませながら、希望をもって歩み始めていく季節です。どんなつらい中にあっても、わたしたちを支えていくのは、この希望ではないでしょうか。
「主を待ち望む者は新しく力を得、鷲のように翼をかって上ることができる。走ってもたゆまず、歩いても疲れない」。イザヤ40章31節です。
神さまを待ち望む人は、繰り返し新しい希望を与えられ、新しい力を与えられると約束されます。その力とは、走っても弱ることなく、歩いても疲れることのない力です。どんなにくじけそうになるときも、心が希望に溢れているなら、力強く生きていく力が内側から新しく湧いてきます。神さまに希望をおく人は、そのように生きる力を新しく与えられていくのです。春を造られた神さまは、わたしたちにも春の喜びと希望を与えてくださいます。心が弱ってしまいそうになる問題を前にしても、神さまがそれを乗り越える力と勇気をくださいます。新しく生きる力を与えてくださる神様に希望をおいて、今日も一日を始めていきましょう。