お元気ですか? 私は今週一週間、この番組を担当させて頂く、東京都練馬区にあります東洋宣教教会の小堀昇と申します。どうぞ宜しくお願いします。
私が昔沖縄で生活していたときのことでした。沖縄県は、台風銀座と呼ばれるほど、台風の良く来るところですが、ある台風の日に、私は折り悪く子供を連れて外出をせざるを得なかったのです。台風の最中、小高い丘にある友達の家を訪ねたのですが、丘の途中を子供の手を引いて歩いていると、何と物凄い風が吹き抜けたのです。その時横にいた子供の体がフワッと空中に浮いたのです。私はもうビックリして、傘を投げ出し、子供の名前を呼びながら、右の手でグッと子供を抱きかかえ、背中で風を受け止めて、風が過ぎ去るのを待ちました。暫くして風は止み、事なきを得ました。ビックリするような体験の中で、私は神様の御手を思い出しました。
神様は、私達の人生の中で、突然の大嵐のような問題が起こってきたときに、その御手をもって、私達を握り締め、守り導いて下さるお方です。守り導いて下さるだけではなくて、その人生の嵐を静めてくださるお方であります。
「恐れることはない、わたしはあなたと共にいる神。たじろぐな、わたしはあなたの神。勢いを与えてあなたを助けわたしの救いの右の手であなたを支える」(イザヤ41:10)。
と聖書は言っています。神様は、勝利の右の手をもって、あなたの人生を支えて下さいます。このお方と一緒に歩んでまいりましょう。このお方を信じて、今日も歩んでまいりましょう。それではまた、お元気にお過ごし下さい。御機嫌よう。