お元気ですか。新座志木教会の弓矢健児です。
バブル経済が崩壊した後、日本ではたくさんの企業が多くの負債を抱えて倒産しました。また、多額の借金を抱え自己破産する人も増えました。今も、日本はその影響から完全には立ち直っていません。
もちろん、これは経済のことです。しかし、わたしたち人間は、実は誰もが神様に対して、多額の罪の負債を負っているのです。わたしたちは一人一人、自己の責任において、その罪の償いをしなければなりません。けれども、現実にはわたしたちが神様に対して負っている罪の負債は、とても自分の力では返すことができないぐらい大きいものです。ですから、本来なら、わたしたちは神様の前に自己破産をしなければならないのです。神様の前に自己破産するということは、つまり、滅びることを意味しています。しかし、イエス・キリストはその滅びるしかないわたしたちの身代りとなって、十字架にかかって、わたしたちの罪の負債をすべて支払ってくださった。だからこそ、イエス・キリストを信じる人は誰でも無償で、罪赦され、神様から義と認められるのです。わたしたち人間が優れているからでも、わたしたち人間が正しいからでもありません。わたしたちではなく、イエス・キリストこそが正しいお方なのです。わたしたちはこのお方によって義とされ、救われるのです。