あさのことば 2004年8月13日放送     あさのことば宛のメールはこちらのフォームから送信ください

櫻井 良一(東川口教会牧師)

メッセージ: イエスが光となられる


 ご機嫌いかがですか。東川口教会の櫻井です。

 世界では今でも思想や信仰の自由が許されずに、迫害を受けている人がいます。信仰のために長い間、牢獄に入れられていた中国のカトリック教会の神父のお話を以前、新聞で読んだことがあります。「共産党に従うか、神に従うか」という選択を迫られ、彼は神様に従う道を選びました。そのために牢獄に閉じ込められ、自由を奪われてしまったのです。しかし、そのような困難の中でも彼は旧約聖書のミカという預言者が語った次のような言葉に励まされてきたと言うのです。

 「わたしの敵よ、わたしのことで喜ぶな。たとえ倒れても、わたしは起き上がる。たとえ闇の中に座っていても/主こそわが光。」

このような困難の中でも、神様が希望の光となってくださっていたと彼は言うのです。
 新約聖書の黙示録という書物にはこの世界の終わりに、神様が立てられる新しい都の姿が描かれています。不思議なことにその都には太陽も月もありません。なぜなら、主イエスご自身が光となって私たちを照らしてくださるからです。このことは主イエスが、困難の中にある私たちの希望となってくださり、闇のような状況に立たされても光となってくださることを語っています。そしてこのイエスはあなたの人生でも光となって、励ましを与えてくださるのです。

聖書の言葉
「この都には、それを照らす太陽も月も、必要でない。神の栄光が都を照らしており、小羊が都の明かりだからである。」
ヨハネの黙示録21章23節です。

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