いかがおすごしですか。三川栄二です。
中学生になった息子が、星に関心を持つようになり、天文部に入りました。実はわたしも中学生の時、自分で天体望遠鏡を作って星空を観察したりしていました。中学生の時には悩みが色々ありましたが、夜にきれいな星空を見ると、また元気を出すことができました。自分が見ている星は、今から何万年、何億年も前の姿です。そんなとてつもなく大きな宇宙を見ていると、心に大きく広がっていた自分の悩みが、小さなものに思えるようになりました。わたしは息子に、悩んだ時には星を見たらいいと話しました。
「この大きな宇宙を造り、それを今も支配している方が、君の悩みもちゃんと知っていてくださり、必要な助けをくださるよ、そんな大きな神さまの御手の中に自分が包まれ、守られていることが分かれば、悩みや心配は小さなものになっていくよ」と。
聖書は、「すべての命あるものは、御手の内にある」、つまり神さまの手、神さまの守りの中にあると語ります。ヨブ記12章10節です。
思いもかけない不幸に出会ったヨブという人が、しかし自分の出会った不幸や災いも、みんな神さまの御手の中にある、神さまのご支配の中にあると語るのです。
すべてを支配される神さまが、今日のわたしの問題と悩みをも支配し、導いてくださっている、小さな自分が、その大きな神さまの御手に包まれて、支えられていることを信じて、今日を始めていきましょう。