あさのことば 2004年6月8日放送     あさのことば宛のメールはこちらのフォームから送信ください

持田 浩次(三郷教会牧師)

メッセージ: 神様のことば


 今日も元気にお過ごしですか。持田浩次です。
 その昔、旧約聖書の時代には、神様はイスラエルの人々に、「預言者」を遣わして、神様の言葉を伝えてくださいました。
 「預言者」とは、将来を予告する予言者のことではなく、「神様の言葉を預かる者」としての「預言者」でした。預言者は、神様からの言葉を預かって神の民に伝えました。
 新約聖書の時代になって、神様は、イエス・キリストをとおして、神様の言葉を伝えてくださいました。イエス様は、私たちに神様からの言葉を直接に語ってくださったのです。そういう訳で、イエス様こそ「完全な預言者」「神様の言葉そのもの」です。

 新約聖書、ヨハネによる福音書の1章1節と2節に、このように書かれています。
「初めに言があった。言は神と共にあった。言は神であった。この言は、初めに神と共にあった。」

 イエス・キリストは、神様からの言葉、まことの預言者です。神様がどれほどあなたを愛しておられるか、ということをイエス・キリストの言葉と生涯によって表わされています。
 あなたへのイエス・キリストの愛は、神様があなたを愛しておられる愛なのです。

 今日の聖書の言葉。イエス・キリストのことば。
「わたしが父の内におり、父がわたしの内におられることを、信じないのか。わたしがあなた方に言う言葉は、自分から話しているのではない。わたしの内におられる父が、その業を行っておられるのである。」
 ヨハネによる福音書 14章10節

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