今日も元気にお過ごしですか。持田浩次です。
その昔、旧約聖書の時代には、神様はイスラエルの人々に、「預言者」を遣わして、神様の言葉を伝えてくださいました。
「預言者」とは、将来を予告する予言者のことではなく、「神様の言葉を預かる者」としての「預言者」でした。預言者は、神様からの言葉を預かって神の民に伝えました。
新約聖書の時代になって、神様は、イエス・キリストをとおして、神様の言葉を伝えてくださいました。イエス様は、私たちに神様からの言葉を直接に語ってくださったのです。そういう訳で、イエス様こそ「完全な預言者」「神様の言葉そのもの」です。
新約聖書、ヨハネによる福音書の1章1節と2節に、このように書かれています。
「初めに言があった。言は神と共にあった。言は神であった。この言は、初めに神と共にあった。」
イエス・キリストは、神様からの言葉、まことの預言者です。神様がどれほどあなたを愛しておられるか、ということをイエス・キリストの言葉と生涯によって表わされています。
あなたへのイエス・キリストの愛は、神様があなたを愛しておられる愛なのです。
今日の聖書の言葉。イエス・キリストのことば。
「わたしが父の内におり、父がわたしの内におられることを、信じないのか。わたしがあなた方に言う言葉は、自分から話しているのではない。わたしの内におられる父が、その業を行っておられるのである。」
ヨハネによる福音書 14章10節