あさのことば 2004年6月4日放送     あさのことば宛のメールはこちらのフォームから送信ください

弓矢健児(新座志木教会牧師)

メッセージ: 神の子とされる恵み


 お元気ですか。新座志木教会の弓矢健児です。

 この世界を見渡した時、そこには生まれつきお金持ちの家や貴族の家に生まれ、何の苦労もなく多くの財産や権利を相続する人がいます。しかし、その一方で経済的社会的に非常に貧しい家に生まれ、教育さえ十分に受けることのできない人々がいます。人間は平等であると言われながら、しかし現実には多くの差別があり、不平等があります。

 しかし、聖書は、たとえ私たちがどんな身分や状態で生まれてこようと、神は決して差別をなさらないと教えています。
 聖書はイエス・キリストを信じる者は皆、キリストに結ばれて神の子とされていると教えています。また、ガラテヤの信徒への手紙3章28節では「そこではもはや、ユダヤ人もギリシャ人もなく、奴隷も自由な身分の者もなく、男も女もありません。あなたがたは皆、キリスト・イエスにおいて一つだからです」と教えています。
 教会ではよくクリスチャン同志、兄弟姉妹と呼び合う事があります。それは聖書が教えているようにキリストを信じる者は、すべて神の子とされ、神の家族の一員にされているからなのです。

 主イエスを信じるなら、誰でも皆、神の子になり、神の家族になることができます。あなたも信仰によって、神の子としてのすべての恵みと特権にあずかる者となって下さい。

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