ごきげんいかがでしょうか。江古田教会の風間義信です。
ここ何年も超低金利時代が続いていますから、なかなか預けているお金が増えていきません。でも逆に借金は知らず知らずのうちにどんどん増えていき、気付いたら自己破産申告をしなければならないという人が増えているようです。
本人が知らないうちに借金が増えていくというのは恐ろしいことですね。でもこれが現実なのです。いや、私は誰にも借金などしていない、そういう人が大半なのではないでしょうか。確かにお金の負債はなかったとしても、私たちの言葉、行い、そして思いにおいて重ねていく負債、これを罪といいますが、これは留まることがありません。
借金をしたなら返さないといけません。でもいくら返そうとしても返せない、いや、返そうという思いさえないのが、この罪の恐ろしいところです。だからこそ、この罪深さを私たちに気づかせ、返せない借金を代わって全部支払ってくださったのがイエス・キリストです。
そんなことをしたら、甘えて駄目になってしまう、本当にそうでしょうか。全てを赦されるということは、その人が縛られていることから解放されることですから、自由になります。そして本来の姿を取り戻し、生き生きとさせるものです。イエス様が私たちにもたらしたのはこのことです。罪から解放されて、本来の人間として生かされていく、そこにイエス様に従っていく素晴らしさがあるのです。