ごきげんいかがでしょうか。江古田教会の風間義信です。
あなたの毎日の生活の中で、「猫の手も借りたい」ということはないでしょうか。これは忙しい場合に助けて欲しい、代わって欲しいということですが、時間に追われなくても代わってもらえたらなあと思うことがあります。病気や怪我によって体の自由が利かなくなってしまった時、経済的な困難に陥ってしまって身動きできない時など、その重荷を肩代わりしてくれる人がいれば、私たちはそこから解放されます。
私たちは物を壊してしまった時、弁償しなければなりません。でもそれが高ければ高いほど支払うことが出来ません。もう後は自らの命をかけて返すしかない、けれども、死んでしまったらそれでおしまいです。ただ、私には返せなくても、もしも誰かがあなたのために肩代わりしてあげよう、支払おうではないかと申し出てくれたら大丈夫です。しかし、そんなことはとても考えられませんね。
その到底考えられないことをしてくださったのが、イエス・キリストです。私たちが知らないところで壊してしまった人の心、それ以上にその心も体も造ってくださった主なる神様の思いを壊してしまったものを何とかすることは出来ません。だからこそ、それをイエス様がしてくださって、安心しなさいと励まし保証してくださったことが私たちの救いです。私のすべてをイエス様が肩代わりしてくださった、そこにまことの救いがあるのです。