ご機嫌いかがですか。新浦安教会の牧師、足立です。今日は、イエスさまがペトロのしゅうとめを癒されたお話です。
イエスさまの弟子、ペトロのしゅうとめが熱を出して床に臥せていました。人々はイエスさまにそのことを知らせました。イエスさまは、彼女のそばに行かれました。そして、手を取って彼女を起こされました。するとどうでしょう。彼女の熱は去りました。彼女はイエスさまと集まった人々をもてなしました。
この奇跡物語は、何をわたしたちに伝えているのでしょうか。イエスさまがガリラヤ伝道を始めになられた最初に、次のように宣言されました。「時は満ち、神の国は近づいた。悔い改めて福音を信じなさい。」
この奇跡は、神の国が来たということのしるしでした。神さまの御支配が到来したのです。
イエスさまの時代の人々は、病気は悪霊の支配下にあると、信じていました。イエスさまは、人々からペトロのしゅうとめの熱のことを聞かれ、彼女が悪霊の支配下にあることを見過ごしになさいませんでした。イエスさまは、このいやしの奇跡によって悪霊に勝利されました。
ペトロのしゅうとめは、イエスさまに癒され、悪霊の支配から救われたことを神さまに感謝し、人々を喜んでもてなしました。そこに人間としての私たちの大きな喜びがあります。