お元気にお過ごしですか。持田浩次です。
イエス様は、弟子たちに「自分の敵を愛し、迫害する者のために祈りなさい。」(マタイ5章44節)と言われました。そしてイエス様ご自身、そのように自分の敵を愛し、迫害する者のために祈られた方でした。
自分を十字架に張りつけている人々のために「父よ。彼らをお赦しください。彼らは何をしているのか自分でわからないのです。」(ルカ23章34節)と祈られました。
そしてまた、復活されて天に昇られてからも、イエス様を信じる人々を迫害し、教会を迫害したパウロを無条件で愛して救われました。
イエス様に愛されたパウロは、キリストの教会を迫害していた立場から、命をかけてイエス・キリストを伝え、キリストのために迫害される立場になったのです。
イエス・キリストの愛、それは迫害する人の心さえ愛して、その人のために祝福を祈るという愛です。パウロはこの愛によって心の価値観がまったく変わってしまいました。
キリストの愛ほど心を変えてくださるものはありません。イエス様の愛は、善をもって、悪に勝つことのできる力を与えてくださいます。
パウロもこう行っています。
「もしあなたの敵が飢えたなら、彼に食べさせなさい。渇いたなら飲ませなさい。そうすることによってあなたは彼の頭に燃える炭火を積むことになるのです。悪に負けてはいけません。かえって、善をもって悪に打ち勝ちなさい。」
ローマの信徒への手紙12章20節から21節の御言葉です。