あさのことば 2004年2月24日放送     あさのことば宛のメールはこちらのフォームから送信ください

持田 浩次(三郷教会牧師)

メッセージ: 信仰による勇気


 今日もお元気にお過ごしですか。持田浩次です。

 エジプトで奴隷として苦しんでいたイスラエル人は、神様に助けてくださるように祈りました。その祈りに応えて、神様は、モーセという指導者を立てて、助け出されました。
 モーセは、エジプトの王様の怒りを恐れないで、イスラエル人をつれてエジプトを脱出しました。
 それは、信仰の目で神様の力と働きを見ていたので、大きな勇気をいただくことができたからでした。
 他の人には、エジプトの王様や軍隊が、どんなに強くて、大きく見えても、モーセは信仰の目によって、それよりも大きな神様の力と働きを見ていたのです。

 ヘブライ人への手紙11章27節には、こう書かれています。「信仰によって、モーセは王の怒りを恐れず、エジプトを立ち去りました。目に見えない方を見ているようにして、耐え忍んでいたからです。」と。

 信仰の目とは、神様の目から、今の自分や状況を見ることです。神様の側から、自分を見ると、自分のまわりの大きく見える問題も、困難も、小さく見えてきます。
 モーセに信仰の目を与えられた神様は、同じように、あなたや私にも信仰の目を与えてくださいます。今日一日、この信仰の目によって、大きな勇気をもって、心安らかにすごしましょう。

今日の聖書の言葉。
「信仰によって、モーセは王の怒りを恐れず、エジプトを立ち去りました。目に見えない方を見ているようにして、耐え忍んでいたからです。」ヘブライ人への手紙 11章27節

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