お元気ですか。新座志木教会の弓矢健児です。
以前、ある方が次のような質問をなさいました。「イエスという人は今から2,000年も昔の人なのに、なぜそんな昔の人の事が私たちの救いと関係あるのですか?」と。
確かにクリスチャンでない多くの方は、そのような疑問を持っておられると思います。学校の世界史の授業で習う、過去の偉人の一人として、イエスを理解しておられる方がほとんどでしょう。
確かにイエスは約2,000年前、ユダヤの地に産まれ、そこに生きた人です。しかし、彼は決して過去の偉人ではありません。
聖書は十字架で殺されたイエスが3日目に死者の中から復活し、その後、弟子たちの見ている目の前で天に昇られたと証言しています。その時、イエスは「私は世の終わりまで、いつもあなた方と共にいる」とおっしゃいました。そして、世の終わりに再び来られることを約束なさったのです。
確かに、今私たちは主イエスを直接目で見ることはできません。しかし、イエスは決して死んでしまった過去の偉人ではないのです。今も天にあって生きて働いておられる御方です。そして、世の終わりに再び、この世界に来てくださる御方なのです。私たちはその時を心から待ち望みつつ、日々生きる者でありたいと願います。