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レビ9章
「神の命令に従うときに現れる主の栄光」


モーセとアロンは臨在の幕屋に入った。彼らが出て来て民を祝福すると、主の栄光が民全員に現れた。
(レビ 9:23)

 アロンが手を上げて民を祝福し、献げ物をささげ終えて壇を下りると、モーセとアロンは臨在の幕屋に入りました。二人が出て来て民を祝福すると、主の栄光が民全員に現れたのです。すると、主の御前から炎が出て、祭壇の焼き尽くす献げ物はなめ尽くされました。これを見た民は一人残らず喜びの声をあげ、主の御前にひれ伏しました(22~24節)。6節で、「これは主があなたたちに命じられたことであり、主の栄光があなたたちに現れるためなのである」と約束されていたとおりでした。

 しかし、この約束が実現して、主の栄光が現れるには、主がモーセやアロン、神の民に命じられたことを聞くだけでなく、心に留め、実際に行うことが必要でした。彼らは主の指示に従って働いたのです。すると約束どおり、主の栄光が現れたのです。

 私たちは、日々、与えられた持ち場で、主にお仕えしているでしょうか。主が命じられたことを行うことを避けて、ただ神の栄光の現れを待つだけであれば、神を知らない異邦人と同じではないでしょうか。

 作曲家バッハは、苦しみを経て生まれ出た楽譜の最後に、「ソリ・デオ・グロリア(ただ神にのみ栄光)」とサインをしたのです。

 

 【祈り】

 神様、私たちが、きょう、為すべき務めを行えるように、どうか力をお与えください。

小堀 昇(花小金井教会)

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