イエスは言われた。「娘よ、あなたの信仰があなたを救った。安心して行きなさい。もうその病気にかからず、元気に暮らしなさい。」 (マルコ 5章34節) 主イエスは湖の向こう岸に渡られると、群衆がそばに集まってきました。その中に十二年間も出血の止まらない女性がいました。この女性は、この病気を治そうと多くの医者にかかりました。しかし、全財産を使い果たしても治らず、しかもその病気はますます悪くなる一方でした。 この女性はどこからか主イエスのことを聞きました。そして、藁にもすがる思いで、主イエスのところにやって来たのです。なぜなら、主イエスの「服にでも触れればいやしていただける」という一縷の望みを主イエスに置いたからです。そして、群衆の中で、主イエスの後ろからその服に触れました。すると、出血はすぐに全く癒されました。 主イエスは、ご自分から力が出て行ったことに気づき、誰かが服に触れたことがわかりました。主イエスは自分の服に触れた者を捜そうとされます。それは、その人と顔を合わせた交わりを望んでおられたからです。この女性は勇気を出して、群衆から一歩出て、すべてをありのまま話しました。そして、主イエスはこの女性に「あなたの信仰があなたを救った」と優しく声をかけられ、彼女の信仰を見出されました。 「服にでも触れればいやしていただける」とのこの女性の信仰が、主イエスの御手を動かしたのです。 【祈り】 主よ、私たちが真心からの信仰を持てるようにしてください。 坂部 勇(厚木教会)
主イエスは湖の向こう岸に渡られると、群衆がそばに集まってきました。その中に十二年間も出血の止まらない女性がいました。この女性は、この病気を治そうと多くの医者にかかりました。しかし、全財産を使い果たしても治らず、しかもその病気はますます悪くなる一方でした。
この女性はどこからか主イエスのことを聞きました。そして、藁にもすがる思いで、主イエスのところにやって来たのです。なぜなら、主イエスの「服にでも触れればいやしていただける」という一縷の望みを主イエスに置いたからです。そして、群衆の中で、主イエスの後ろからその服に触れました。すると、出血はすぐに全く癒されました。
主イエスは、ご自分から力が出て行ったことに気づき、誰かが服に触れたことがわかりました。主イエスは自分の服に触れた者を捜そうとされます。それは、その人と顔を合わせた交わりを望んでおられたからです。この女性は勇気を出して、群衆から一歩出て、すべてをありのまま話しました。そして、主イエスはこの女性に「あなたの信仰があなたを救った」と優しく声をかけられ、彼女の信仰を見出されました。
「服にでも触れればいやしていただける」とのこの女性の信仰が、主イエスの御手を動かしたのです。
【祈り】
主よ、私たちが真心からの信仰を持てるようにしてください。