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出エジプト34章
「大丈夫!何度でもやり直せる」


「わたしが、今日命じることを守りなさい。」
(出エジプト 34章11節)

 砕かれてしまった最初の石の板は神御自身が作ってくださったものでしたが(32章16節)、二度目からは、私たちが自分で板を用意する必要があります(1節)。

 石の板ではない、新しい心の板を用意しましょう。失敗や落胆のあとで新しい心の板を用意して、そこにあなたのための新しい御言葉を刻んでいただくこと。それがあなたの新しい旅立ちになります。また失敗したらどうしよう?大丈夫!そのときはまた新しい心の板を用意して、そこに主の指であなたのための命の言葉を書き込んでいただきましょう。そして祈りましょう。「主よ、確かにかたくななわたしですが、わたしの罪と過ちを赦し、わたしの中にあって進んでください」(9節参照)。そのとき主は言われるでしょう。「わたしが、今日命じることを守りなさい」。

 神の無限の忍耐の中で、私たちは何度でも「やり直す」ことができます。大切なのは、そのつど新しい板を心に用意することです。そして神にそれを差し出すことです。今度、主の指はどんな御言葉を書き込んでくださるでしょうか。そのとき再びあなたの顔は「光を放っている」でしょう(29節)。

 

 【祈り】

 主よ、失望や落胆の中にあるとき、あなたに新しい心の板を差し出すことができるように。そこにわたしのための新しい言葉を書き込んでください。

赤石 純也(伊丹教会)

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