月刊誌リジョイス 聖書日課 2024年10月 2日(水)

マタイ24章 決して滅びない言葉に従う

  

「天地は滅びるが、わたしの言葉は決して滅びない。」(マタイ24:35)

 「飢饉や地震が起こる。しかし、これらはすべて産みの苦しみの始まりである。…偽預言者も大勢現れ、…不法がはびこるので、多くの人の愛が冷える」と主イエスは弟子たちに語られました。主イエスの言葉に怯える弟子たち、そして弟子たちと同じように怯える私たちに、主イエスは「最後まで耐え忍ぶ者は救われる」と語りかけられます(13節)。

 しかし、いくら「最後まで耐え忍ぶ者は救われる」と言われても、心が揺れます。いったい、こんな弱いわたしが、主イエスのおっしゃる苦難を耐え忍ぶことなどできるのだろうかと。そのとおりです。私たちの中には、この苦難を耐え忍ぶ力など、どこにもありません。

 そのような私たちの弱さを、主イエスは誰よりもご存じです。主イエスは怯える私たちと世の終わりまで、片時も離れることなく共にいてくださいます(28章20節)。

 私たちに大切なことは、共におられる主イエスよりも前に出ないことです。自分の力や知恵に頼らず、目を覚まして、決して滅びない主イエスの言葉の後に従って歩むことです。

 いかに悪がはびころうと、決して滅びることのない言葉そのものである主イエスが、私たちを堅く守りぬいてくださいます。

 【祈り】 主よ、心揺れる私たちを顧みてください。決して滅びないあなたの言葉に従う者としてください。

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