月刊誌リジョイス 聖書日課 2021年7月31日(土)

列王下2-3章 わたしはあなたを離れません

  

エリヤはエリシャに、「主はわたしをベテルにまでお遣わしになるが、あなたはここにとどまっていなさい」と言った。しかしエリシャは、「主は生きておられ、あなた御自身も生きておられます。わたしはあなたを離れません」と答えたので、二人はベテルに下って行った。(列王下2:2)

 エリシャがエリヤの後を継ぐ時が来たのですが、なぜかエリヤはエリシャを突き放します。エリシャは、「絶対離れません」とついて行きます。

 また、なぜか他の預言者たちもエリヤがきょう主に取り去られることを知っていて、口出しします。エリシャは黙々とエリヤについて行くことだけを考えています。

 ついにエリヤは言いました。「わたしが取り去られる前に、あなたのために何をしようか」。エリシャは「あなたの霊の二つの分を受け継がせてください」と願います。エリシャは必死でした。エリヤが何度も命を狙われながら預言者の仕事をしたのを見てきたのです。自分一人で、主に逆らう王たちを相手に、預言者の仕事ができるだろうか。

 エリヤは言いました。「わたしが取り去られるのをあなたが見れば、願いはかなえられる」。すると火の戦車が現れ、エリヤは嵐の中を天に上って行きました。エリシャは天の父とその軍勢が味方であることを知りました。

 私たちも、偶像の神々と権力が結びついた世の中に生かされています。しかし、エリヤの霊二つ分以上の、主イエスの霊が味方なのです。

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